テレビ小僧
「テレビ小僧」は、発表当時まだ目新しかったテレビ業界を舞台に描かれたギャグマンガである。当時落語的なギャグマンガが主流のなか、この「テレビ小僧」はスラップスティク(ドタバタ)ギャグを取り入れ、好評を博し3年もの長期に渡り『日の丸』に連載した。本作品は作者も気に入っていたようで、その後『少年ブック』や『冒険王』にも連載された。
物語は、テレビ小僧のテレちゃんが、田舎からテレビスターになろうとして上京し、“日の丸テレビ”に入ってしまう。日本一のテレビスターになろうと努力するが、のぼせぐせのために失敗続き。精神修行に山寺へ行ったり、役をもらうためにディレクターに付きまとうなど孤軍奮闘する。
初出データ
『日の丸』1959年6月号〜1962年3月号
『少年ブック』1964年6月号〜12月号
『冒険王』1966年10月号〜1967年2月号
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ドンキッコ
「ドンキッコ」は、大人以上の行動力とバイタリティーに溢れた当時の現代っ子を主役にしたギャグマンガである。またテレビアニメ化のために創られた作品であるため、テレビ放映に合わせ『少年ブック』『りぼん』『小学館コミックス』の3誌に同時連載されている。テレビ化を意識し、テンポが早く、当時の流行語やギャグを取り入れ、スピード感ある作品になっている。さらに単なるギャグマンガでは終わらず、ほろりとさせる石森独特の情感も盛り込んでいる。
田舎から出て来た行動力のある現代っ子のドンキッコが悪役のトウセンボウ相手に大活躍する。アニメではアヒルのゴンベエは愛川欽也が声を演じていた。また主人公のドンキッコの原型はテレビ小僧で、相棒のドンドンはボンボンである。
初出データ
『少年ブック』1967年9月号〜1968年6月号
『りぼん』1967年10月号〜1968年2月号
『小学館コミックス』1967年11月号〜1968年2月号
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