変身忍者 嵐
「変身忍者 嵐」は、テレビ番組「仮面ライダー」の大ヒットにより、その時代劇版変身ヒーローとして誕生した。しかし石森章太郎の手によって、テレビ放映にタイアップして描かれた「変身忍者 嵐」は、単にテレビの原作としてではなく、それ以上の独自な世界を作り上げていた。 特に「少年マガジン」においては単純な勧善懲悪とはせず、主人公ハヤテと対する化身忍者の立場や心理描写にも重きが置かれてた。また、主人公のハヤテは石森キャラクターには珍しく多分にアウトロー的であるのも特徴になっている。
物語は、徳川の治世が確立した江戸前期、血車党は魔神斎を首領に化身忍法を手に入れたことから活動を開始する。その化身忍法を編み出した嵐鬼十は斬られてしまうが、一子ハヤテは奪われた秘伝の巻物を取り戻す。ハヤテは化身の術を身に付けている者を情け容赦なく斬り倒し、化身忍者を根絶やしにすべく旅を続けていく。
初出データ
『少年マガジン』1972年10号〜11号・16号〜41号
『別冊少年マガジン』1972年4月号
『希望の友』1972年4月号〜1973年3月号
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となりのたまげ太くん
「となりのたまげ太くん」はギャグマンガにタイムマシンといったSF的な小道具や展開を盛り込んだ“SFギャグマンガ”である。 その後も「タイムくん」とタイトルを変えて新聞に連載したり、「未来のショックン」では同じキャラクターを使用するなど作者も気にいっていた作品の」ひとつだと思われる。 また、1974年から1年間「おはようこどもショー」の中で5分間のアニメとして放映されている。
物語は、ある日曜日の朝、やすしの隣に変な親子が引っ越して来た。名前はたまげ太といい、未来の世界からタイムマシンに乗ってやって来たのだった。 たまげ太くんがタイムマシンを使って、過去や未来から次々と変な機械や人物を取り出すため、周囲を巻き込み大騒動になっていく。
初出データ
「となりのたまげ太くん」『少年マガジン』1965年8号・14号〜33号
「タイムくん」『東京新聞』1968年6月23日〜12月1日
「となりのたまげ太くん」『読売新聞』1975年3月16日〜12月14日
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がんばれ!ロボコン
「がんばれ!ロボコン」はテレビシリーズ用に企画されたギャグマンガである。 主人公をダメなロボットにしたところが斬新で、テレビでは目に表情を出すなどの工夫が凝らされ好評を博し、放映は2年半もの長期に渡った。 ロボコンの他にもガンツ先生やロビンちゃんなど仲間のロボットたちも個性があり、人気があった。 コミック版のロボコンは、連載終了後も「ひみつ戦隊 ゴレンジャーごっこ」に出演している。
物語は、ロボットランドからサービスロボットのロボコンが大山家に拾われる。ロボコンはロボットランドで造られ、人間に奉仕するためのロボットなのだが、ゴキブリが嫌いな上にドジで失敗ばかりを繰り返す。 大山家はロボコンのおかげでいつも大騒動になってしまう。
初出データ
『少年サンデー』1974年34号〜1975年16号
『幼稚園』1974年10月号〜1977年4月号
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G・Rナンバー5
「G・Rナンバー5」は異次元からの侵略者を描いたSFマンガである。タイトルの“G・R”とはグループ・リペアの省略で、 次元の裂け目を修繕するという意味を持っている。新創刊した『パワーコミック』に連載を開始し、 第二部ではタイトルが「修繕屋(ディメンション・リペア)」と改められる。
猿丸博士により造られたロボットのガラクタや人型ロボットのヒューたちで組織するグループ・リペアは、009と同様の集団ヒーローであり、 「秘密戦隊ゴレンジャー」のような戦隊ヒーローの先駆けでもある。
物語は、主人公のアキラは事故によりサイボーグとなって蘇る。そして次元の裂け目から侵入する異次元の侵略者に、仲間と共に立ち向かうのである。
初出データ
「G・Rナンバー5」『パワーコミック』
1974年12月13日号〜1975年10月3日号
「修繕屋(ディメンション・リペア)」『パワーコミック』
1975年11月28日号〜1976年6月17日号
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