変身忍者 嵐
「変身忍者 嵐」は、テレビ番組「仮面ライダー」の大ヒットにより、その時代劇版変身ヒーローとして誕生した。しかし石森章太郎の手によって、テレビ放映にタイアップして描かれた「変身忍者 嵐」は、単にテレビの原作としてではなく、それ以上の独自な世界を作り上げていた。 特に「少年マガジン」においては単純な勧善懲悪とはせず、主人公ハヤテと対する化身忍者の立場や心理描写にも重きが置かれてた。また、主人公のハヤテは石森キャラクターには珍しく多分にアウトロー的であるのも特徴になっている。
物語は、徳川の治世が確立した江戸前期、血車党は魔神斎を首領に化身忍法を手に入れたことから活動を開始する。その化身忍法を編み出した嵐鬼十は斬られてしまうが、一子ハヤテは奪われた秘伝の巻物を取り戻す。ハヤテは化身の術を身に付けている者を情け容赦なく斬り倒し、化身忍者を根絶やしにすべく旅を続けていく。
初出データ
『少年マガジン』1972年10号〜11号・16号〜41号
『別冊少年マガジン』1972年4月号
『希望の友』1972年4月号〜1973年3月号
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